院長のつぶやきブログ

不妊、妊娠、子宝についての記事などを主に掲載しています。

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ビフィズス菌は赤ちゃんの免疫力の源

赤ちゃんはお腹の中にいる間は、体には一切の菌はありません。

それがママの産道を通る事で生体バリアの菌をまとって産まれてきます。

産まれてからは様々な菌の洗礼を受け生後12日のお腹の中は悪玉菌が優位な状態ですが母乳などを飲むことによってビフィズス菌や乳酸菌が増え34日もすれば善玉菌が優位な状態になります。

なかでもビフィズス菌は母乳等を飲んでいる間、腸内細菌のほぼ9095%を占めており赤ちゃんの免疫の源になる存在です。

母親から赤ちゃんへビフィズス菌が受け継がれることは出産後早期にビフィズス菌が優勢な腸内細菌叢が構築される原因の1つと考えられとしているほか、母親から受け継がれたビフィズス菌は腸管内に優勢に増殖しており、まだ免疫が発達していない赤ちゃんを病原菌から守っていると推測されており、生まれてくる子供の健康のためには、妊婦が良好な腸内環境を維持することが大切だと考えられています。

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